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執筆者の写真英昌 讃岐

みやぞんさんの名言「自分の機嫌は自分で取る。人にとってもらおうとしない」について仏教的に思うこと

更新日:2020年5月7日

今や押しも押されもせぬ人気芸人みやぞんさんの名言「自分の機嫌は自分で取る」を初耳したのは妻からでした。

気になって調べてみると、みやぞんさん言葉とわかり、なるほどなと理解しました。


いつもニコニコとして周りの人を気づかう姿はの根っこはこの言葉にあるのだと思う。


自分の機嫌を自ら取るとは、至言であろう。誰かに自分の機嫌を取ってもらおうと思えば、どこかで他者と衝突してしまうが、自分の機嫌を自分で取る気なら、自分の状態を把握し早く対応することができるため他者との軋轢を生みにくい。


今の世の中はコロナ疲れで、あちこちにイライラが蓄積しています。この中に私も入っています。自分は大丈夫と、思う方は要注意ですよ。気づかない内にイライラはたまってしまうものです。


この自分の機嫌を取るということは、仏教的には利他行にあたるとおもいます。他者のために何かをするのが利他の修行になります。そして機嫌の良い状態はニコニコできますので、無財の七施という布施行の和顔施(わげんせ)笑顔を布施する、と和言施(わげんせ)なごやかな言葉で人に接する布施の3つの修行が同時にできます。


この3つの布施行は巡り巡って自分に戻ってくる事を自利(じり)といいます。



「自分の機嫌は自分で取る。人にとってもらおうとしない」


、自分も周りの人もニコニコ笑顔にしてくれ、利他行・和顔施・和言施・自利行の4つの修行を自然と行うことができます。


なかなか自分の機嫌を取ることも難しい世の中ですが、自分の心の内を見つめ自分の機嫌がどうなっているのかを見極め、うまいこと自分の機嫌を取る方法を見つけてください。


私はご本尊様の前でお題目 「南無妙法蓮華経」をお唱えして悪い感情を洗い流しています。

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