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一塔両尊

一塔両尊

日蓮宗独特の一塔両尊(いっとうりょうそん)という本尊形式。左側に釈迦牟尼世尊、右側に多宝如来(たほうにょらい)が並座(びょうざ・並んで座る)している姿。これは、「妙法蓮華経見宝塔品第十一」(けんほうとうほんだい11)に、法華経が真実の教えであることを証明するために虚空(こくう)に出現した多宝塔の中に座る多宝如来が、お釈迦様が説かれた法華経が真実であることを証明され、真実のあかしとして半座を分けて二尊が並座した姿をあらわしています。

​御利益
衆生(この世に生きとし生きるもの)にすべての可能性を与えて下さる
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